羽野こはる@webライターブログ

webライターとして発達、療育、教育、保育、子育て、節約術などの記事を執筆中。ほとんど年子3人(男男女)都内在住のワーママ。保育士、社会福祉士、自発管など資格所有。子ども発達関係の職歴10年以上。 経済メディア「マネーの達人」/教育メディア /お仕事依頼も募集中です!

赤ちゃん時期にかかるお金の節約術

出産に伴う退職や育児休業で収入が減っている中で、出費がかさんで驚いている人もいるのではないでしょうか。育児グッズの新調や、オムツやミルクなどの消耗品、お宮参り、お食い初めといったお祝いでお金がかかることが非常に多いです。また、教育資金の積み立てを始めたり、広い家への住み替えやファミリーカーへの乗り換えを考えたりする時期でもあります。


財団法人こども未来財団の「子育てコストに関する調査研究」によると、0歳児の子育て費用は約50万6千円、1歳から3歳までは毎年50万円前後と言われています。子育てを楽しみながら、赤ちゃん時期にかかるお金を節約する方法を紹介していきたいと思います。


参考:財団法人こども未来財団の「子育てコストに関する調査研究」

URL

https://www.wam.go.jp/wamappl/bb16GS70.nsf/0/49256fe9001adf9249256cfc001892af/$FILE/siryou1.pdf


消耗品の節約 


赤ちゃん時期にかかる消耗品といったらオムツやお尻拭き、ミルク、ベビーソープなどをはじめ、洗濯物が増えたことで洗濯用洗剤の購入が増えます。安全な水を使うために水の購入を始める方もいますよね。毎月の出費の大変を占めるため少しでも安値で買いたいところです。また、かさばる物が多く、赤ちゃん連れで買いに行くのは大変です。


そこで、配送サービスの赤ちゃん特典を上手く使いましょう。大手インターネット通販ではファミリー割引や赤ちゃん割引を行っており、登録するだけで15%前後の割引を受けられます。生協では赤ちゃんがいる家庭には配送料が無料になるサービスを行っているところもあり、毎週玄関まで配送してくれるため便利です。


また、各種オムツメーカーが試供品のプレゼントを行っており、サイトから応募できるようになっています。肌触りやサイズ感でオムツ選びに迷っている人にはおすすめです。


子ども服の節約


とても可愛いけれどすぐにサイズアウトする子ども服。プチプライスな商品を扱うお店では季節終わりに売り尽くしセールを行うことがあります。特にベビー服は100円台で売ることも。次の年齢のためにワンサイズ大きいものを買っておくと良いでしょう。


保育園に通わせる予定があれば気をつけるのが園で使えるかどうかも子供服を選ぶポイントです。以下の子供服を禁止している園もありますので注意しましょう。


・ワイシャツ、オーバーオールなど自分で脱ぎ着しづらいもの
・フード付き、スパンコール付きなど怪我の恐れがあるもの
・スカート、カーディガンなど運動しづらいもの

また、洗濯回数が増えるためニット素材やダウン素材の服は使いづらいかもしれません。 


中古であればフリマアプリや子ども服専門の買い取り販売、定額制のレンタルシステムもあります。 


おもちゃの節約


おもちゃ屋さんに行くと楽しいおもちゃがたくさんあり、子どもも夢中で手に取りますが、買ってから一週間後には飽きてしまう…なんてことも。児童館や図書館を利用すれば見慣れないおもちゃや絵本に食いつき、気に入った物があればおもちゃ屋さんで購入という方法もあります。飽き症なお子さんなら買うよりおもちゃの定額レンタルサービスの方が安いかもしれません。


また、100円均一や300円ショップの低価格なおもちゃでも、高額商品に負けない良いものがたくさん売られており、おすすめです。


他にも、既製品のおもちゃよりも、実は家にある道具や廃材を使って遊ぶ方法があります。新聞紙をびりびり破って遊ぶ、牛乳パックを積み木にする、いらないシリコン調理道具を使っておままごとなど、赤ちゃんから幼児まで遊べます。


イベントでの節約


親にとっても子どもにとっても大切なお祝いやレジャーといったイベント。ぜひ楽しみながら、工夫して節約していきましょう。


お宮参り、七五三などのイベントに欠かせないのが写真。でも高額で諦めようか悩んでいる方もいらっしゃると思います。写真スタジオや出張カメラマンによってはアルバム売りではなくデータ売りをしてくれるところもあります。データのみを購入し、印刷が必要なら安いお店を見つけて行うと低価格に収まります。


誕生日イベントは誕生日割引が活用できます。ケーキは誕生日割引がある予約サイトから注文することで1000円程の割引を受けられますし、レストランやアミューズメンドパークは誕生日に行くと有形無形のサービスが受けられるところもたくさんあります。 


レジャー施設や公園に車で行く場合、専用駐車場なかったり満車だったりするときは、高額なコインパーキングに停めるよりも、駐車場シェアシステムを使うのがオススメです。コインパーキングより安く、事前予約も可能なため安心です。 


レジャー施設の割引は、会社の福利厚生やクレジットカードの優待などが有名ですが、自治体が発行している子育てパスポートがあるかもしれません。レジャー施設だけでなく、飲食店や雑貨店など色々な場所で割引が受けられます。 


まとめ


子どもが産まれると、一時的に収入が減ることが多いのに必要なお金が増え、今後の教育費のことまで考えると悩みが尽きません。また、家事育児を楽にしてくれるグッズが必要となり購入したくなるかもしれません。


しかし、ただでさえ慣れない育児にストレスが溜まっているのに、辛い節約をして更にストレスを高めるのは精神衛生上良くないと思います。消耗品やベビー服、イベントでの節約といった、赤ちゃん時期だからこそできる楽な節約術を活用してみてはいかがでしょうか。上手く節約できれば嬉しい気持ちになり、新しい節約術を探すことが、一つの楽しみになっていくと良いと思います。家族で楽しく節約をし、貴重な赤ちゃん時期を満喫しましょう。